よくあるご質問

塗装はどのくらい持ちますか?

住宅塗装の耐久性は使用する塗料によって異なります。一般的な外壁塗装で使われる主な塗料は「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」「無機系」の4種類に分けられます。

これらは大きく次の2つのタイプに分類できます

  • 溶剤型塗料(シンナーなどで薄める油性タイプ)
  • 水性塗料(水で薄めるタイプ)

基本的には、溶剤型(油性)塗料の方が耐久性に優れています(特殊な水性塗料「ピュアアクリル」などは例外です)。

各塗料の一般的な耐久年数の目安

  • ウレタン系塗料:約5〜7年
  • シリコン系塗料:約7〜10年
  • フッ素系塗料:約10〜15年
  • 無機系塗料:約15〜20年
  • ピュアアクリル(水性特殊塗料):約10〜15年

これらの数値は一般的な目安であり、環境条件や施工状態によって変動することがあります。

施工にかかる日数はどのくらいですか?

施工期間は住宅の規模により異なります。一般的な35坪程度の建物の場合、外壁塗装だけであれば約10日前後を見込んでください。

屋根塗装も含む場合は追加で2〜3日ほど必要となるため、全体で2週間程度の工期を想定しておくとよいでしょう。

※天候や建物の状態によって工期が前後する場合があります。詳しくは現地調査の際にご説明いたします。

塗装は安全性に問題ありませんか?

建築基準法は近年より厳格になり、特にシックハウス症候群などの健康問題を受けて、室内で使用できる塗料には厳しい規制が設けられています。

弊社では、これらの法規制に完全準拠した安全性の高い塗料のみを使用しています。室内塗装はもちろん、外壁塗装においても環境と健康に配慮した材料選びを徹底しておりますので、ご安心ください。

お客様とそのご家族の健康を第一に考えた施工を心がけております。

施工中に窓を開けることはできますか?

窓の開閉は可能です。養生用のビニールが貼られている場合は、必要に応じて切り開いていただいて構いません。

室内に塗料の臭いが気になる場合は、すぐに換気することをお勧めします。その際は養生用のビニールを適宜切り開き、窓を開放して空気の入れ替えを行ってください。

お客様の快適な生活環境を維持するため、必要に応じてご自身の判断で窓の開閉を行っていただけます。

天候不良時の工期や料金への影響はありますか?

悪天候、特に雨の日には安全上・品質確保の観点から作業を中断させていただきます。そのため、雨天の日数分だけ全体の施工期間が延長されることになります。

ただし、天候による工期の延長があった場合でも、お見積りの金額に変更はございませんのでご安心ください。当初のご契約金額のまま施工を完了いたします。

外壁の劣化を発見した場合、すぐに工事を行うべきですか?

外壁や屋根の劣化が見つかった場合は、できるだけ早めの対応が望ましいです。放置すると被害が広がり、結果的に修繕費用が増大する可能性があります。

しかしながら、急いで施工業者を決めることはお勧めしません。

適切な塗装業者の選定は、複数の見積もりを比較するなど、十分な時間をかけて慎重に行うことが大切です。長期的な視点で満足のいく結果を得るためにも、焦らずに情報収集を行いましょう。

外壁塗装に最適な時期はいつですか?

基本的に塗装工事は一年を通して施工可能です。季節を問わず対応しております。

ただし、以下のような条件下では作業を一時的に中断する場合がございます。

  • 悪天候時(降雨・降雪・強風など)
  • 真夏や厳冬期などの極端な気温条件下(塗料の乾燥や性能に影響があるため)

これらは塗装の品質を確保するための措置ですので、工期に余裕をもってご計画いただくことをお勧めします。天候や気温による影響については、事前の打ち合わせ時にも詳しくご説明いたします。